2021年03月08日 16:44

東京滋慶学園ベルエポック美容専門学校は、ファッションテック専門スクール「東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)」と教育提携。ファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)に繋がる職種「3Dモデリスト」の養成を、2021年4月からスタートする。

「3Dモデリスト」とは、従来の2Dで制作されたパターン(型紙)を、PC内で3Dモデルと連動して立体の形状に仕上げる技術をもつクリエイターのこと。

高度なスキルをもつ3Dモデリストが作成する3DCGは、現物サンプルとほとんど遜色がなく、これによりデザイン案~量産決定までの検討期間短縮や、サンプル経費削減、3DCGデータを活用した先行受注による需要予測、ECサイトでの販売に向けたささげ(撮影・採寸・原稿作成)経費の削減など、さまざまな効率化が実現できる。また、3Dモデリング技術を活用したバーチャルスタイリングによって、ECサイトや店頭販売における新しい顧客提案も可能になる。

現在、国内のファッション業界では、3DCG技術を用いた新たな挑戦が始まっている。デジタル技術を活用する3Dモデリストは、場所を選ばずリモートで仕事ができるため、日本国内のみならず、世界中から仕事を請けられる可能性を秘めた職種。ベルエポック美容専門学校は、TFLとの教育連携の中で、学生と業界の双方に新しい価値を提供し、美容・ファッション業界を目指す学生の増加と、業界のさらなる活性化に寄与する。