2021年03月08日 09:44

ナレッジコミュニケーションは、Databricks(データブリックス社)と共同で、データ分析を初めて取り組む企業向けに、部署単位で取り扱っているデータからクイックに分析を開始できる「データ分析スタートパッケージ」の提供を開始した。

新型コロナウイルスの影響が長引き急速に経済が変化する中、デジタルシフトの加速は多くの企業で最優先の経営課題となっている。データ分析により成果を上げている顧客の共通項として、自社での内製化に成功をしているという点があるが、データ分析に必要なスキルのすべてを自社内で完結するハードルは非常に高く、プロジェクトを進めたとしてもPoCで終わってしまうというケースが多いのが実情だ。

今回、両社の知見を組み合わせて共同開発した「データ分析スタートパッケージ」では、顧客のデータ活用フェーズに応じてデータ分析プロジェクトを3つのステップに分け、それぞれをパッケージとして提供。これからデータ分析に取り組むという顧客においても、STEP1の実証検証後、本番導入・自社活用のステップに進むことで、将来的には顧客自身で機械学習モデルを開発できるように支援する。同パッケージでは、顧客の課題設定からモデル構築まで一気通貫で実証検証を支援する「カスタムプラン」、国内外での実装例が多いテーマおよびアルゴリズムに限定し、指定の要素を含むデータを用意してもらうことでクイックに実証検証を開始できる「クイックPoCプラン」の2プランを用意した。

ナレッジコミュニケーション / データブリックス社