2021年03月05日 18:45

日本酒専門の酒販店・さくら酒店は、長引くコロナ禍により元気をなくしてしまっている日本酒業界を応援するため、全国各地の酒蔵と「ブレンド酒」を共同開発。3月5日よりMakuake(マクアケ)にてクラウドファンディングを開始する。プロジェクト名は「蔵から蔵へバトン=日本酒を繋ぐ!酒蔵の垣根を越えたブレンド酒」。自社のお酒を他社に渡し、ブレンドを繰り返しながら日本一周する、業界初の試みとなる。
さくら酒店は大学時代の同級生2人で立ち上げた日本酒専門店。在学時、一緒にアルバイトをしていた日本酒バーで手造りの日本酒の魅力に惹かれ、お互いの海外留学をきっかけに「日本の文化である日本酒を世界に広めよう」と意気投合。その後、東京の「はせがわ酒店」、大阪の「山中酒の店」でそれぞれ修業を積み、2013年に起業した。
今回のプロジェクトでは、単一蔵によるブレンドではなく複数の蔵の日本酒をブレンドするが、蔵から蔵へ日本酒を渡していくリレー方式で、毎月異なるブレンド酒を創り出すというもの。7ヶ月間の定期お届けサービスで、1ヶ月目~6ヶ月目は2蔵によるブレンド酒、最終月は参加蔵すべての日本酒をブレンドしたお酒が届く。自宅で自分だけのブレンド酒をつくれる「おうちでブレンドセット」がオプションで付く。
酒蔵支援に繋がるだけでなく、ブレンドにより新しい命を吹き込んだ、まったく新しい味わい・価値観の日本酒を楽しむことができる。実施期間は2021年3月5日(金)~4月4日(日)。詳しくはこちら。