2021年03月05日 18:34

障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのコンサルティングをおこなうミライロは、任意団体コオフク・shoichiと連携し、新しいファッション購入体験のPOP-UPショップ「コオフク洋裁」を実施する。

障害のある当事者が持つ衣服の悩みには、「一般的に売られている服は着替えにくい」「車いすを漕ぐ時に袖の長さや汚れが気になってしまってしまい着づらい」といった機能的な課題と、「体を安定させるためのベルトを付けなければならず、おしゃれな洋服を着ても、おしゃれに見えなくなってしまう」「機能を重視する服はおしゃれなデザインが少ない」などのデザイン性の課題がある。

今回、コオフクが企画・運営する「コオフク塾」で誕生したリデザインパターンを用いることで、障害のある当事者が求めている機能性とデザイン性を両方兼ね備えた衣服の販売が可能になった。使用する衣服は、shoichiが展開するアパレルショップ「カラーズ」内で販売中の新品衣服から無償提供を受け、コオフクがリデザインしたものを、UD試着室を兼ね備えた「ミライロハウス TOKYOにて販売する。

開催日時は2021年3月20日(土)~2021年3月27日(日)。すべての人(障害者など、特に、衣服に困りごとがある人など)を対象としているが、2枚以上の購入でミライロIDを提示した場合は、リデザイン費から10%割引となる。詳しくはこちら