2021年03月04日 16:18

ドリームホップとあいおいニッセイ同和損害保険は、最大1億円の労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)を自動付帯したハラスメント対策プログラム「ORIZIN+」の提供を、2021年4月1日より開始する。

昨今、働き方改革やテレワークの増加に伴い、多様な働き方を選択できる社会の実現や生産性向上とともに、従業員が健康で働き続けられる「健康経営」に取り組む企業が増加している。一方、令和元年度の精神障害による労災請求件数は2,060件で、前年度と比べ240件増加し、そのうち業務による心理的負荷と認定された件数は509件に上り、前年度と比べ44件増加し、過去最多に。

さらに、企業にパワハラ防止を義務付ける改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)が2020年6月に施行され、2022年4月からは全ての法人が対象となる。それに伴い、今後、企業のパワハラ対策への需要がより高まることが予想される。そういったニーズに対応するため、最大1億円の労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)を自動付帯した、本サービスを提供することとした。

「ORIZIN+」は、ドリームホップが提供するWeb版ストレスチェックサービスに、ハラスメント検査、e-learning、外部相談窓口に加え労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)の補償をセットしたもの。これにより、企業のハラスメント対策に加え、万が一従業員が精神疾患となり労災認定がされた場合には補償を提供するので、企業のリスクマネジメントが強化される。