2021年03月04日 12:23

スポーツを止めるなは、新しい教育プログラム「1252プロジェクト」を開始した。

一般社団法人スポーツを止めるなは、活動の3本柱のひとつに「現代を生きる力をつける教育プログラム」を掲げている。今回、同社団の理事に就任した元競泳日本代表・伊藤華英さんを中心とした新しい教育プログラム「1252プロジェクト」を開始した。

「1252プロジェクト」は、女子学生アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題に対し、トップアスリートの経験や医療・教育分野の専門的・科学的知見をもって向き合う教育/情報発信プロジェクト。月経周期やコンディションの良い時期、症状などは人それぞれ異なるが、女性アスリートにとっても1年間(52週)のうち、約12週は生理による不調を感じる期間であり、大切な試合やトレーニングの追い込み期間と重なってしまうことも往々にしてある。同プロジェクトでは、女子学生アスリートを取り巻くさまざまなステークホルダーをつなぎ、情報や対話を活性化するコミュニケーションの「場」・ハブとして、医療の専門家の指導のもと、女性の周期とコンディション管理関する正しい情報を学校や指導者側にも届ける情報発信プラットフォームとなっていきたいと考えている。

同社団では、これから始まる同プロジェクトの活動に賛同し、協力してくれる学校を募集(中学校・高校・大学)。具体的には、学生・指導者に対する意識調査アンケートの実施や、トップアスリートや医療関係者による1252セミナーや授業などの実施を検討している。

スポーツを止めるな