2021年03月03日 14:52

JR東日本ウォータービジネスは、エキナカの自販機横に設置されているペットボトル・ビン・缶回収ボックスにおける分別啓蒙・リサイクル推進を目的に、実証実験を3月上旬~下旬に実施する。

サステナブルな社会を目指す中で、環境問題に対する取り組みは同社においても最重要課題であると考えている。中長期的には段階的にペットボトル商品におけるプラスチック使用量減少や、環境にやさしい素材の積極採用に取り組むとともに、短期的にはペットボトルのリサイクル促進に力を入れている。エキナカの自販機横に設置されている回収ボックスでは、ペットボトル・ビン・缶以外の紙カップやビニール袋などの一般ゴミが30%以上含まれている場合もあるため、今回、回収ボックスの構造や啓蒙ステッカーのデザインを検討し、分別啓蒙・リサイクル推進を目的とした実証実験を実施することとなった。

実証実験では、分別啓蒙・リサイクル推進を目的にデザインを改良したサイクルボックスを、品川駅、上野駅、新宿駅、日暮里駅の計4駅に設置。3パターンのデザインを用意して各駅に2台ずつ設置し、どのデザインが最も効果的かを検証する。3月11日以降は、一部の回収ボックスに分別啓蒙とリサイクル推進を目的とした啓蒙ステッカーを貼付。啓蒙ステッカーだけでも効果を得ることができるか、リサイクルボックスの設置とあわせて検証する。今回の実証実験で一定の効果が見込めた場合、今後リサイクルボックスの本格導入を検討する。

JR東日本ウォータービジネス