2021年03月02日 18:13

舘鼻則孝が展覧会ディレクターを務めるオンライン展覧会「江戸東京リシンク展」が、3月1日より開催中だ。
本展覧会は、江戸東京の歴史ある伝統産業を新しい視点から磨き上げ、現代に発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」の主催によるオンライン展覧会となる。先日、初披露された、舘鼻則孝と伝統産業事業者によるコラボレーションにより制作された作品だけでなく、伝統産業事業者が保有する貴重な歴史的資料が展示。会場は、東京都指定有形文化財である和敬塾(旧細川侯爵邸)にて撮影が行われ、各部屋の様式やおもむきを活かした、舘鼻則孝の展示演出により、作品や歴史的資料の魅力が引き出されている。
普段、一般公開されていない東京都指定有形文化財である和敬塾の各部屋の様式を活かした展示演出となっており、館の中を巡りながら、展示された作品、歴史的資料を展覧会ディレクター舘鼻則孝の視点を通して鑑賞する体験型のコンテンツとも言える。今回、作品や歴史的資料を展示するだけでなく、出展した伝統産業事業者のインタビュー映像や歴史的背景などの紹介、舘鼻則孝の本展覧会やコラボレーション作品を制作した伝統産業に対する想いを込めた映像も公開する。
舘鼻則孝は、「東京くみひも 龍工房」、「小町紅 伊勢半本店」、「刃物 うぶけや」の3つの伝統産業事業者をコラボレーターとして作品を制作している。