2021年02月25日 11:37

ロイヤリティ マーケティング(LM)は、Pontaリサーチにてマーケティング関連業務従事者を対象に実施した「マーケターが抱える課題感に関する調査」(実施期間:2020年12月4日~12月10日)の結果を公開した。

まず、現状のマーケティングにおける課題やテーマを聴取したところ、「商品・サービスの企画・開発力不足」「市場や競合に関するデータ不足」「蓄積データの活用方法」が上位3位となった。また、今後1年間で注力するものは、「商品・サービスの企画・開発力不足」「市場や競合に関するデータ不足」「蓄積データの活用方法」が上位3位となり、現状の課題やテーマと同様の順位となった。

さらに、マーケターの抱える課題を業務別に詳細を聴取したところ、「社内外のコミュニケーション」では上位3位が全て社内関連となり、社外よりも社内のコミュニケーションに課題を抱えている傾向があることがわかった。「分析・データ活用」では、「必要な情報・データの選定・収集」が50%を超えて最も高い。次いで「データの可視化」「データ読み解き・戦略/施策立案」「処理の省力化・自動化」と続き、データの処理よりも、選定や収集に課題がある様子がうかがえる。

本調査を通じて、マーケターが今後1年間で注力するものとして、「蓄積データの活用方法」が上位となった一方で、「分析・データ活用」の業務においては「必要な情報・データの選定・収集」に課題感があることがうかがえた。