2021年02月22日 18:39

クロス・マーケティングは、1都3県、18歳~29歳の男女を対象に「若者の実態調査(2021年)」を実施した。

長引くコロナ禍の影響で、若者の意識はどう変化しているのか。本調査では、大学生、会社員、非正規それぞれの「時間の余裕」「こころの余裕」について、この1年の変化を分析した。「LINEリサーチ」をクロス・マーケティングが利用してアンケートを実施している。

この1年を振り返って、「時間の余裕」が「できた」人の合計は6割に達する一方、「こころの余裕」は「できていない」人が約半数を占めた。「こころの余裕」を社会属性×年次別に見てみると、大学1~3年生では「できていない」が半数前後を占め、会社員1年目では「できていない」が社会属性×年次のセグメントの中で最も高い56%に達した。ここ1ヵ月での在宅の割合が高いほど、こころの余裕が「できた」が高い一方、10割在宅でこころの余裕が「できていない」が半数に迫っている。もともと「かなりインドア派」の大学生にとっては、「こころの余裕」が「できた」人の割合が、そうでない人に比べて相対的に高いこともわかった。

今年、新しく始めたいことを社会属性×こころの余裕別に見てみると、会社員ではこころの余裕に関わらず、「趣味」がトップ。大学生では、こころの余裕ができた人では「趣味」がトップだが、できていない人では「貯金、貯蓄」がトップであった。

詳細は3月5日開催のウェビナーにて、リサーチャーが解説する。申込はこちら