2021年02月19日 15:45

凸版印刷は、抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージ「ウイルスイーパー」フィルムタイプを開発した。
新型コロナウイルスの感染拡大により消費者の安全意識が向上しているなか、非接触環境や抗ウイルス仕様の製品を求める声が多くなっている。同社は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ」を提供している。今回、「スマートライフ バリュー パッケージ」のラインアップの1つとして、抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージ「ウイルスイーパー」フィルムタイプを開発した。スタンディングパウチやピロー包装などの軟包装パッケージの表面に付着したウイルスの数を、著しく減少させることが可能だ。
「ウイルスイーパー」フィルムタイプは、凸版印刷が独自に開発した印刷・塗工技術を活用し、ISO21702に定められた試験方法に準拠したウイルスを減少する性能を実現、抗ウイルス加工に関するSIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得した。3月よりサンプル出荷を開始する。また、2020年10月に開発した抗ウイルス・抗菌加工の「ウイルスイーパー」カートンタイプもSIAA認証を同時に取得し、フィルムタイプとともに抗ウイルス・抗菌効果を持つパッケージブランド「ウイルスイーパー」シリーズとして販売を開始する。
「ウイルスイーパー」フィルムタイプ発売開始日は4月。