2021年02月17日 13:53

日本化工機材は、新製品である組み立て式個室空間「紙管製ワークスペース」の販売を開始した。
ここ数年、働き方改革の一環でリモートワークを導入する動きが広がっていたが、新型コロナウィルス感染の拡大により、その対策が急務となってきた。とはいえ、パーソナルスペース確保のために家やオフィスを改築する、パーティションを大量に購入するなどの対応ができる家庭、企業は一握りだ。こういった時代背景や要望を受け、とにかく簡単に導入しやすいパーソナルスペースを考え、同社の強みでもある「紙」を使用した「紙管ワークスペース」の製作に至った。
紙管とは、その名の通り紙で作られた筒となっており、主に繊維、フィルム等を巻く為の軸として使用されるもの。他にも、容器や家具、建築の材料として使用されるものもある。同社では、角紙菅を使用し什器等の様々な製品を製作してきたが、今回、「リモートワーク」がキーワードとなっている現代社会に向けた新商品として、パーティション一体型簡易デスクを発売した。
「紙管製ワークスペース」は、1つ1つのパーツが軽く、女性や子どもでも簡単に組み立て可能。接着剤や工具等、事前準備も不要なので、届いてすぐに組み立て、使用できる。紙管は、古紙100%で作られた地球環境に優しい素材で、今の時代に合ったサスティナブルな製品となっている。組み立て同様、解体も簡単で、分別にも困ることなく、ジョイント部を除けばリサイクルゴミとして処分できる。このデスクを使用することで、家庭内でもオフィスでも、飛沫防止に加え適度な距離感を保つことが可能だ。