2021年02月17日 12:27

ファーメンステーションが展開する「お米とりんごの除菌ウエットティッシュ」は、ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」の自由テーマ(生活者が「持続可能な社会」づくりに参加できる商品・サービス)で、「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞した。

ソーシャルプロダクツとは、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいう。「ソーシャルプロダクツ・アワード」は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度だ。

同社はこれまで、独自の発酵・蒸留技術を用いて、食品・飲料工場などから発生する副産物をアップサイクルし、高付加価値の新しい商品や事業をを開発してきた。「お米とりんごの除菌ウエットティッシュ」は、アサヒグループとJR東日本グループがりんごのお酒「シードル」の醸造工程から発生する副産物である「りんごの搾り残さ」を同社に提供。これを原料として発酵・蒸留、精製した「りんごエタノール」と、同社が独自に取り組む休耕田を活用した「オーガニックライスエタノール」を配合している。さらに、エタノール精製後の蒸留残さは、牛や鶏の飼料として活用し、廃棄物を出さない循環型プロセスを実現している。今回の受賞では、パートナー企業と協力して、これまで十分に活用されていなかった未利用資源を活用する取り組みを評価された。

ソーシャルプロダクツ・アワード / ファーメンステーション