
阪上織布は、購入型クラウドファンディング「Makuake」にて、「280-EUKA’s」を使用した防護機能を持つ日常の普段着の先行販売を開始した。2021年1月7日のスタートからわずか6日間で目標金額を達成し、改めてウイルスとの共存というテーマへの関心の高さをうかがわせた。
「280-EUKA’s」は、糸密度の限界を20%上回る超高密度綿織物でありながら、綿1 0 0%の通気性とシルクのような柔らかな風合いも併せ持つ世界に一つだけの素材。飛沫:4~10μm・スギ花粉:20~30μmという大きさに対し、「280-EUKA’s」が持つ空孔の大きさは0.72~10.61μm(平均2.68μm / 標準偏差2.14μm) であり、微粒子をも通さない緻密な構造であることが実証されている。また、綿100%の天然素材であることから静電気が起こりにくく花粉が付着しにくく、やさしく包み込むストレスフリーな着心地で、暮らしの様々なシーンに安心を届ける。
今回のプロジェクトではまず、クラウドファンディングを利用し、販売することで医療用防護服の考え方を持つ普段着の必要性を分析。そして購入者から直接意見をもらい、デザインの改良・提案を繰り返し、得られた情報と持てる技術を医療用防護服に落とし込む。最終的には現在の使い捨てではなく、再利用が可能な織布を用いた防護服を完成させることで、SDG’s社会に貢献したいと考える。
プロジェクト開始となる第一弾は、全3タイプ(ユニセックス)のウェアが形になった。「Makuake」での販売は2月21日までとなる。詳しくはこちら。