2021年02月01日 16:33

イノカは、1月31日より、企業のSDGs推進と貢献に寄与する研修プログラム「オフィス型アクティブラーニングアクアリウム(ALA)」を開始する。

昨今、ミレニアル世代の台頭をはじめ、「サステナブル消費」などのトレンドも生まれSDGsの重要性が高まっている。一方で、国内企業において社員のSDGsリテラシー向上に課題を抱えている企業が増加。改善のための企業研修は度々実施されているが短期的なものが多く、特に環境に関連する内容ついては積極的な取り組み事例の紹介が相対的に少ない状況だ。

「ALA」は水槽の中に再現したサンゴ礁の生態系を企業のオフィス空間に設置し、海洋生態系を育てていくサービス。すでに東証一部上場など国内企業の経営層・新規事業開発部門を対象としたSDGs関連事業開発・ESG戦略での導入実績があり、今回正式に事業として展開する運びとなった。

同サービスでは、生き物を育てる体験や定期的なワークショップを通じて海やSDGsに関する正しい知識を提供するため、次世代型イノベーションを生み出せる人材開発を可能にする。具体的には、社内の水槽を中心としたコミュニティを活性化させるほか、ライフスタイルや食事など身近な話題からサステナブル発想を結びつけられる人材を育成し、日常的にSDGsを実践できる社内風土の確立も促進する。企業はイノカの持つアクアリスト(水棲生物飼育者)の専門知識と、AIやIoTを組み合わせた「環境移送技術」によって海洋の生態系をオフィス空間に再現することで、都市からでもSDGsへの貢献が可能だ。

イノカ