2021年01月28日 15:55

EGテスティングサービスは、Webサイトやアプリを運営する事業者を対象に、4月より義務化される「総額表示」に対応できるようにサポートする「総額表示テスト」を1月27日より提供開始した。

同社は、安心・安全なインターネット環境の実現に向け、ネットセキュリティに関わる様々なサービスを展開しているイー・ガーディアングループの中で、ゲーム・Webサイト・モバイルアプリ等のソフトウェアやハードウェアのテストや、デバッグ業務を提供している。

現在、4月に商品やサービスの価格に消費税分を加えた「総額表示」の義務化が予定されている。消費税率が5%から段階的に10%へ引き上げられることが決定し、特例処置として表示する価格が税込み価格であると誤認されないための措置を講じていれば、税込み価格を表示しなくてもよいとされていた。しかし特例期間が3月で終了し、4月以降「総額表示」が義務化されるため、商品の販売やサービスの提供を行う事業者は対応に追われている。さらに新型コロナウイルス禍における緊急事態宣言により、業務環境の制限のため対応しきれていない事業者もいる。

このような状況を受け、同社は、事業者が運営するWebサイトやアプリなどの管理画面での「総額表示」の追記・修正対応、および、バグと呼ばれるプログラムや関数の間違いを見つけそれらを排除するデバッグ技術を活用し、バグがなく正確な価格が表示されるかテストする「総額表示テスト」を提供開始。同サービスを通し、「総額表示」義務化に際し、正確に表示されない等の混乱を未然に防ぎ、安全な事業運営に貢献する。

EGテスティングサービス