2021年01月28日 14:43

IMAGICA GROUPは、このたび文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」の一環として、IMAGICA Lab.、愛知県豊橋市、株式会社「さらい」と共に、Hidden Stereo技術を用いた世界初の2D-3D同時視聴実験である、大型映像コンテンツ「発見!南極に恐竜がいた!」の博物館上映を、2月28日(日)に実施する。

本イベントでは、豊橋市自然史博物館に常設している日本最大級の巨大スクリーン(幅約18 m、高さ約10 m)にレーザー・シネマ・プロジェクターを使用し、NTTが保有するHidden Stereo技術を活用、2D-3D同時視聴を可能にした大型映像コンテンツとして上映する。

通常、3D映像は3Dメガネをかけて映像を視聴し、視聴する映像は視差があるため3Dメガネを外すと視聴しづらいのが現状。Hidden Stereo技術と、IMAGICA Lab.の大型映像制作技術・ノウハウを組み合わせることで、本コンテンツでは、3Dメガネをかけると3Dの立体視に対応した映像が視聴でき、メガネをかけなくてもオリジナル映像に視差がない鮮明な2D映像を同時視聴することができる。

これにより、視聴者は2D、3Dの視聴環境を自由に選択することが可能となったほか、3Dコンテンツ特有の視聴年齢等の制限もなく、年代を問わず多くの人が同時に映像を楽しむことのできる、新しいバリアフリー型の映像視聴を実現した。Hidden Stereo技術を利用した大型映像の博物館上映は世界初の取り組みとなる。詳しくはこちら