2021年01月28日 13:40

センシンロボティクスは、狭小部点検サービス「SENSYN EXPLORER(センシンエクスプローラー)」を提供開始した。
同社は、『ロボティクスの力で、社会の「当たり前」を進化させていく。』をミッションに掲げ、企業や社会が抱える課題を、ドローンをはじめとするロボティクス技術で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニー。少子高齢化やインフラの老朽化を背景に、点検分野におけるドローン活用のニーズは年々高まっている。中でも煙突・タンク・配管内部、配管路等の狭所空間は人の立ち入りが難しく、小型点検用ドローンの需要が高く、ソリューションの実現は喫緊の課題とされてきた。
今回提供する「SENSYN EXPLORER」は、顧客のニーズに合わせて点検対象に最適なアプローチを行い画像・動画を取得、アウトプットを行うサービス。独自のデバイスも含め適材適所の機種選択を行うことで、従来の足場を組み立てる作業を軽減、高所作業時の事故リスクなく、工期とコストを大幅に圧縮することが可能になる。利用シーンは、煙突・タンクなど高所の目視点検代替、パイプ・ダクト・通気口など狭所閉鎖空間の目視点検代替、狭所空間全般の目視点検代替など。取得データの活用においても、サマリ報告はもちろん、3Dモデル、オルソ画像といったアウトプットの提供、データをクラウド管理・共有することも可能だ。
将来的には、ドローン以外のロボット活用も行い、屋内の設備巡回など、幅広い利用シーンにおける点検の実現を目指す。