2021年01月12日 09:32

岡田商会は、1月11日を「FUNCO(ファンコ)の日」と定めた。
同社はインターネットのはんこ屋さん「印鑑はんこSHOPハンコズ」を運営している。ハンコはこれまで事務手続きにおける承認手段としてあらゆる場面で使われてきた。日本は「ハンコ大国」などと呼ばれるが、それはこれまでの事務手続きにおいて、それぐらい重要なものとして頻繁に使われてきたということに他ならない。ただその反作用として、事務手続きの効率化やオンライン化を推進していくにあたり、ハンコがそれらを阻害しているといった議論をされるようになってしまった。これからも同社は承認というひとつの側面に縛られることなく、自由にしなやかにハンコの価値を伝えつづけていきたいと考えており、その意思表示として「FUNCO(ファンコ)の日」を定めた。日付はちょうど円柱形のハンコが3本並んだような形であることから、1月11日とした。
同社は2016年から5年間「義務を遊びにするハンコ」というテーマで「ずかんシリーズ」という印面にイラストやキャラクターを入れたハンコを販売している。その中で得た一つの確信は、ハンコは「楽しさ」を提供できるものである、ということ。効率化やオンライン化の妨げになると言われて、人をイライラさせたり悲しませるのではなく、「楽しさ(FUN)」が感じられる、人を楽しませるハンコを創りつづけたい。そんな想いから「FUN+HANCO」を組み合わせた造語として、ハンコをもじって「FUNCO」と名付けた。