2021年01月05日 17:15

ロコガイドは、1月5日、佐賀県鳥栖市と「ICTを活用した情報発信に関する連携協定」を締結した。

この協定のもと、鳥栖市に今現在の混雑状況がひと目でわかる「混雑ランプ」を設置し、1月5日から運用を開始する。鳥栖市職員が混雑状況を能動的に発信することで、生活者は、鳥栖市のウェブサイトやロコガイドが運営するウェブサイトで、市役所窓口のリアルタイムの混雑情報を確認できるようになる。なお、佐賀県の自治体における「混雑ランプ」の導入は、初の事例となる。

「混雑ランプ」は、お店や施設の混雑を「空き」「やや混み」「混み」の3段階で発信できるサービス。新型コロナウイルスの影響で日々の買い物の「3密」対策が大きな課題となったことから、同社が2020年5月に提供を開始した。同社の運営するチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」やその他ウェブサービス上でリアルタイムの混雑状況を確認することができる。お店からの情報発信が簡単に行える専用スマートフォンアプリと、スマートフォンのない環境でも情報発信ができるボタン型端末(IoT端末)を順次リリースするなど、サービスを拡充してきた。現在は、全国の小売店のほか、自治体窓口や観光・宿泊施設、またレジャー施設、スタジアム等での導入が進んでいる。

導入日は1月5日から(確定申告会場については2月16日から公開予定)。実施窓口は、鳥栖市役所市民課窓口、税務課窓口、確定申告会場、計3窓口。

ロコガイド