2021年01月05日 16:48

松竹は、「未来の観劇体験」をテーマにしたアプリ「INTO by Shochiku」、及びそのアプリ内で楽しめるAR歌舞伎コンテンツ「Reverse Reality ~KABUKI Performance “Shakkyo”~」をリリースする。本アプリは、エンタテインメントと先端技術を掛け合わせた「未来の観劇体験」がテーマ。伝統芸能・歌舞伎とAR(拡張現実)技術を融合させることよって、歌舞伎の新たな楽しみ方を提案する。

本コンテンツは、歌舞伎舞踊の「石橋(しゃっきょう)」を題材とし、獅子が毛を大きく振る場面が見どころ。ARの立体的な映像表現との親和性が高く、実際の舞台公演にも劣らない躍動感と迫力を表現した。スマートフォンやタブレットのカメラ越しに、歌舞伎俳優・片岡愛之助さん扮する獅子が現れ、約6分間の舞踊を披露。AR技術を用いることで、体験者のいる場所が“舞台”となり、目の前で歌舞伎俳優の演技や、蝶・牡丹が舞う空間演出を楽しむことができる。

歌舞伎俳優の表現には、ボリュメトリックキャプチャ技術を用い、実際の歌舞伎俳優を撮影した映像から3Dデータを生成している。勇ましい表情や美しい毛の流れといった細部まで再現され、360°の自由な視点から楽しむことが可能。

時間や場所を問わず、歌舞伎舞踊をAR で表示する楽しみ方と、PC やタブレットで配信される、特別な背景映像と合わせて観劇するという2種類の楽しみ方を提案する。詳しくはこちら