2021年01月04日 16:37

ウェルナスは、世界で初めてナスの睡眠改善効果(睡眠時間延長および睡眠導入改善)を臨床試験で確認し、特許出願した。睡眠改善効果は、ナスの食品機能性としては血圧改善、気分改善に次いで3例目となる。
このたびの臨床試験においては、ナス由来コリンエステルを3.5 mg含有するナス粉末を5日間継続摂取することで、睡眠に悩みを持つ健常成人の睡眠状態が有意に改善することを、ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験で実証。ヒトにおけるナス粉末の睡眠改善作用を、世界で初めて明らかにした。
被験者の睡眠状態は、客観的に睡眠レベルを測定可能な脳波計(スリープスコープ、スリープウェル社製)を用いて評価。その結果、ナス粉末摂取において、全睡眠時間(入眠から起床までの時間)が有意に延長した。睡眠中に中途覚醒数は増加しておらず、純粋に睡眠時間が延長したことを確認。また、ナス粉末摂取により被験者の入眠時間が約1時間早まることも明らかとなった。関与成分であるナス由来コリンエステルの自律神経調節機能によるリラックス効果で、睡眠時間の延長と速やかな睡眠導入が実現したと考えられる。
ストレス社会と言われる現代において、睡眠マネジメントは非常に重要となる。ウェルナスは、馴染みのある野菜・ナスを使って、安心安全に日々の食事の中で睡眠マネジメントができる新規なナス機能性食品を開発し、睡眠に悩む人に届けることを目指す。