2020年12月28日 17:52

ナビタイムジャパンは、国土交通省が主催する「水の里の旅コンテスト2020」において、特別賞「観光庁観光資源課長賞」を受賞した。

毎年開催されている「水の里の旅コンテスト」は、国土交通省が主催する、水の里の観光資源を活かした旅行企画のコンテスト。「水」の出発点である水の里を訪ねて地域への理解を深めることで、水の里の大切さと魅力を伝えられる旅の企画を募集するものだ。

清水町の中央部にある柿田川は、富士山に降り積もった雪が100年以上の年月をかけて濾過され、1日あたり110万トンもの湧水を誇っている。その清水町を発着としたツアーを、ナビタイムジャパンの経路探索技術を活用して、電動ロードバイクで駆け抜けるアドベンチャーツーリズムとして企画した。柿田川湧水を起点に三島溶岩流に沿って点在する各地の湧水スポットを巡りながら、富士山が生み出す自然の風景、水が湧き出すメカニズム、水によってつくられる地域の風景を求め、富士山の絶景まで自転車で駆け抜ける。コロナ禍で地域との関りが難しいなか、自転車を活用したアドベンチャーツーリズムによって、地域住民との関りを最小限に留めながらも、地域の食や自然アクティビティによる文化体験を通し、新たな観光を提案していく。

今後もナビタイムでは、サイクリスト向けのサービスを運営してきた実績と、地方創生に携わるノウハウを活かし、新たなアドベンチャーツーリズムの実現に向けて、サービスの向上に努めていく。