2020年12月28日 16:52

Pros Consは、「Gemini eye」「Gemini eye SV」2つの外観検査AIを統合した「Gemini eye Integration」を、2021年1月4日(月)より正式提供を開始する。

同社では、4月に教師なし学習をベースとした外観検査AI「Gemini eye」、11月に教師あり学習をベースとした外観検査AI「Gemini eye SV」を発売。このたび、2つのAIが持つ「いつもと違うを教えてくれる。」「教えた不良は見逃さない。」という特徴を合わせることで、更なる強力な性能を持つ外観検査AIの実現に成功した。

本製品は、教師あり学習と教師なし学習を統合した外観検査AIソフトウェアの決定版で、それぞれで作成したAIモデルをそのまま利用可能。Gemini eye、Gemini eye SVのAIモデルを用いて、良品、不良品それぞれに対して検証を行える。どのように判定したのかを数値、グラフ、画像を用いて多角的に検証したり、2つのAIの判定結果を同時に確認することができる。

Gemini eyeの判定結果はヒートマップで可視化され、Gemini eye SVの判定結果はボックス囲いと確信度で表示。実運用も同じソフトウェア上で行うことが可能となっている。Gemini eye Integrationには、既存の2つのソフトウェア同様、1.フォルダ監視、2.カメラ監視の2つの監視モードを搭載、静止画、動画のどちらにも対応しているため、現場の状況に合わせて使い分けができる。