2020年12月28日 00:11

京王電鉄は、東京都が公募した「令和2年度MaaS社会実装モデル構築に関する実証事業」に採択された東京多摩エリアでのMaaSのサービス名を「TAMa-GO」とし、2021年1月13日から実施する。

同実証実験では、12月25日開設のスマートフォン専用サイトを利用して、「交通サービスの統合」、「ラストワンマイルの補完」、「生活利便性の向上」、「エリアの魅力発信」の4点から様々なサービスを提供。電車の乗車券とお買い物券や施設利用券などがセットでお得に購入できるデジタルチケットの販売や、購入したデジタルチケットをスマホで表示して係員に見せるだけで駅の改札が可能など、日常生活をより快適に過ごしてもらえるサービスを行う。さらに、高尾山など観光スポットへのおでかけにも対応する。名称の由来は、「多摩+MaaS+GO=TAMa-GO」。孵化しようとしているタマゴを想起させることで、新しい生活スタイルがここから生まれることを印象付けている。

同社では、高齢化の進展やコロナ禍におけるライフスタイルの変化などが生じている環境において、東京多摩エリアの「交通利便性の向上」「生活利便性の向上」に資する施策とともに、エリアの魅力を発信することで、街の活力を高め、高齢者・若年層・ファミリー層に持続的に住んでもらえる便利な街としていくことを目指す。

実証実験期間は2021年1月13日~2月28日まで。

スマートフォン専用サイト