2020年12月25日 16:50

令和2年12月25日、六甲山上において光回線が開通し、市街地と同水準のインターネットサービスが利用できるようになった。

神戸市では六甲山上において、企業やクリエイターの進出をサポートする「自然調和型オフィス(没入空間)」、データやIoT 技術を活用したサービスの導入を促進する「最先端テクノロジー(実装空間)」、企業・クリエイター・住民のコラボレーションを生み出す「創造を生むつながり(共創空間)」の3つの空間を作り出すことにより、クリエイティブ・スマート空間の実現を目指す「六甲山上スマートシティ構想」を策定し、これまで取り組んでいた観光地としての賑わい創出に加え、六甲山をその魅力を活かしたオフィスを展開する場とする取り組みを進めている。

一方、これまで六甲山上には光回線によるインターネットサービスが提供されておらず、脆弱な通信環境にあった。光回線開通により、六甲山上の観光推進や六甲山上スマートシティ構想に向けた動きが今後更に加速していくことが期待される。

早速、六甲山上には光インターネットサービス環境の整った賑わい施設もオープンしており、令和2年度六甲山「賑わい創出事業」に選定され、「リネスト六甲山」は、利用者向けのWi-Fiを完備。また、ITベンチャー、クリエイター等の「都市型創造産業に資するオフィス」や、クリエイティブな人材が働く場としての「サテライトオフィス」「コワーキングスペース」なども順次開設される予定。