2020年12月24日 17:35

環境移送技術の研究開発および社会実装を推進する東大発ベンチャー企業・イノカはこの度、ジェックスと共同で、アクアリウムLED「Ga CLEAR LED POWER WiFi 600」を開発した。

イノカは、日本で有数のサンゴ礁飼育技術を持つアクアリスト(水槽飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニア中心のベンチャー企業。AIとIoTのテクノロジーを活用して特定水域の生態系を陸上の閉鎖環境に再現する「環境移送技術」の研究開発と社会実装を推進している。この度は、観賞魚等のペット用品の製造販売を行う日本最大手企業GEXと共同で、アクアリウム体験をよりよくするためのLED「Ga CLEAR LED POWER WiFi 600」を開発した。

本製品は、GEXの製品開発力と、イノカのAIやIoTの知見を活かした技術力を掛け合わせ、約3年かけて製品化したもので、イノカはこれが初の製品販売となる。

本商品は、タイマー設定・調色設定を専用アプリで一括管理できるWiFi搭載のLED。Bluetooth接続とは違いWiFiに接続しているので、スマートフォンが通信環境にあれば、どこにいても水槽照明のコントロールできる。3色の独立したLEDの照射を明るさ0%から100%まで、24時間を10分刻みで操作できる。アプリでは単純なON・OFFのほか、3色のバランスを自由に設定することも可能。夜は夜の雰囲気、朝は朝の雰囲気など、魚たちとあなたの生活環境にマッチした照射設定が楽しめる。詳しくはこちら