2020年12月23日 17:43

営業トークなどのビジネスコミュニケーションのAI解析技術を持つコグニティは、金融機関向けに営業トーク解析・診断サービス「UpSighter for Finance(アップ・サイター フォー ファイナンス)」の提供を開始する。

新型コロナウイルスの感染拡大により、集合研修や営業同席によるOJTでの教育が難しくなり、特に顧客とのコミュニケーション方法を指導する機会の創出が課題となる。また、電話やオンライン会議による非対面営業へシフトすることにより、顧客の表情や反応が掴みにくくなり、話し方・話す内容の重要性がより高まっている。

本サービスは、2019年10月に提供を始めた金融機関向けサービス「UpSighter for Finance」をパッケージサービスとして大幅リニューアル。商談やロープレの音声データをもとに模範社員とその他のトーク傾向の違いを解析、担当者一人ひとりに対しフィードバックレポートを還元する。自分のトーク傾向と、当社が保有する金融機関のトーク傾向や、社内の模範社員のトーク傾向とを比較することができ、模範社員の話法例をもとに営業トークを改善することができる。

集合研修ができなくても各支店・支社にいながらロープレ研修のような教育が実現。また、フィードバックレポートを使うことにより、指導者の経験や感覚のみによる指導を防ぎ、偏りのない均一な指導・教育が可能となる。