2020年12月23日 17:31

川崎重工グループのコーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」は、変化する社会・環境に合わせてスピーディーに対応していく同社グループの姿勢を表している。川崎重工業では12月23日(水)より、それに合わせた企業ブランドムービーの最新作「無人潜水機SPICE篇」を公開した。

同社はこれまでにも、圧倒的なパワーとスピードを誇るNinja H2をテーマにした「モーターサイクル篇」、川崎重工の社員たちが水素エネルギーの普及を通じて実現させたい未来を語った「水素社会篇」など、さまざまな事業・製品に焦点をあててきたが、今回のムービーでは、潜水艇とロボットアームの技術を融合した、自律型の無人潜水機「SPICE」をクローズアップ。

「SPICE」は、エネルギーの安定供給に必要な海底パイプラインの監視やメンテナンスを行う、無人潜水機。現在海底パイプラインのメンテナンスは、海上の船とケーブルで繋がる「遠隔操作型無人潜水機(ROV)」が主流となっているが、ROVの行動はケーブルが届く範囲に制限される。そのため、専任の操作員が危険な洋上でROVを操作しなければならない。これらの課題を解決するために川崎重工が開発しているのが「自律型無人潜水機(AUV)」。「SPICE」と名付けられたAUVは深海でも自律的に仕事をし、ケーブルレスのため行動制限も受けない。

本動画では、水圧と潮流にさらされる海底3,000mの過酷な世界で活動する「SPICE」を紹介している。視聴はこちら