2020年12月23日 14:44

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、ゲーム業界の企業を対象に、「サイバーセキュリティ人材紹介サービス」をスタートした。
昨今、日本国内でもウイルス感染や不正アクセスによる被害が増加し、サイバー攻撃の脅威が高まりを見せている。東京商工リサーチの調査によると、2019年に上場企業やその子会社が公表した個人情報の漏洩・紛失事故は86件(903万人分)。うち41件がウイルス感染や不正アクセスによる被害で、調査がスタートした2012年以降、最も高い割合を記録している。そこでC&R社は、ゲーム関連企業を対象に、サイバーセキュリティの専門知識と経験、ノウハウを持ち合わせた国内外の人材を紹介するサービスを開始することとなった。
同サービスでは、サイバーセキュリティに精通したエージェントが現状の課題を細かくヒアリングし、最適な人材を紹介。人材のネットワークはインドを中心に国内外にわたり、経験豊富なプロフェッショナルが、デジタル・アナログ双方の観点から課題に対する包括的な対策を構築し、企業におけるサイバーセキュリティの強化をサポートする。
なお同社は、今回スタートした「サイバーセキュリティ人材紹介サービス」のほか、効果的に人為的なミスによる漏えいを減らすため、臨場感の高い演劇を用いた企業向け研修「情報セキュリティ研修 ~企業殺しの情報漏えい~」を提供している。同社は今後も、ミッションである「プロフェッショナルの生涯価値の向上」「クライアントの価値創造への貢献」の実現に向けて、様々な事業・サービスを展開していく。