2020年12月22日 18:29

シャノンは、企業でサービスや製品を導入する際、情報収集や選定に関わる20歳以上の男女を対象に実施した「ウェビナーに対するイメージと参加状況に関するアンケート」の結果を発表した。

まず、ウェビナーに参加したことがあると回答した191人のうち、参加した経緯について「会社からのすすめで参加」と回答した人は61.8%、「自発的に参加」と回答した人は37.2%だった。しかし、実際は、33.5%が会社に連絡せず一人で参加したことがわかった。「会社に連絡せず一人で参加」と「会社に連絡して一人で参加」を合わせると、一人で参加した人は7割以上。さらに2つの質問をあわせて集計すると、会社からのすすめで参加した人であっても、そのうち31.4%が実際には会社に連絡せず一人で参加していたことがわかった。

ウェビナーに対するイメージについて該当するものを選択する質問では「移動時間がないので物理的に参加しやすい」「対面より気軽に質問できる」がそれぞれ3割を超えている。この回答結果から、ウェビナーは気軽に参加できるという点が評価されていることがわかった。

また「当日参加できなくても、アーカイブ動画で視聴できて便利」を選択した回答者が36.5%にのぼることから、社内担当者として情報収集している人を確実にフォローすると同時に、「こっそり参加者」が社内で改めて共有したくなる、資料やアーカイブ動画などのコンテンツを作ることがウェビナー成功の鍵となる。また、デジタルだからこそ取れるデータを活用して参加者の実態を理解することも必要であるといえる。