2020年12月22日 15:08

ウニードスとローソン銀行は、ウニードスが提供する海外送金サービス「キョウダイレミッタンス」のローソン銀行ATMでの取り扱いを12月21日より開始した。
「キョウダイレミッタンス」は日本在住の外国人の郷里送金を主な対象としてウニードスが2010年6月から開始したサービスで、来店や郵送、オンラインで会員登録を行うと、同社の店舗窓口、海外送金カード、電信振込などの方法で200を超える国や地域へ、1回あたり100万円を上限に送金できる。ウニードスでは、日本で就労する外国人の増加や、中小企業の小口送金ニーズの取り込みで事業を拡大し、11月現在、累計の送金取扱件数は530万件以上に上っている。
このうち、ウニードスの海外送金カード「キョウダイレミッタンスカード」は、受取人ごとに発行されたカードをATMに挿入し、送金手数料を含めた送金額をATMに入金することで送金が完了する。顧客ニーズの高い送金方法となっていることから、提携ATMの拡大が課題となっていた。このため、ウニードスとローソン銀行は、ローソン銀行ATMによる「キョウダイレミッタンス」の取扱事務に関する業務提携契約を7月に締結、今般、「キョウダイレミッタンスカード」の取り扱いを開始した。
海外送金カード「キョウダイレミッタンスカード」が利用できるATMに、全国のローソン店舗などに設置している1万3400台を超えるローソン銀行ATMが加わることで、顧客の利便性は大きく向上する。ローソン銀行が海外送金を提供する資金移動業者とATMサービスの提携を行うのは今回が初めてとなる。