2020年12月21日 15:59

国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」は、書き損じや未使用のはがき・切手を集めて途上国の支援活動に活かす「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を、2020年12月26日(土)~2021年3月31日(水)に実施する。老若男女だれもが気軽に在宅参加できる「はがき1枚からできる国際協力」、今年は現地の少女からお礼のメッセージレターが届く。
本キャンペーンは、誤字など書き損じたはがきや過去の年賀状、喪中で不要になったはがきなどを全国から集め、バングラデシュで児童労働に従事している少女たちの支援活動などに役立てるもの。開始以来11年が経ち、老若男女問わず誰もが気軽に参加可能な「はがき1枚からできる国際協力」として国内で広がり、2019年度は65万枚のはがきが全国から集まった。「不要なはがきが役に立てて嬉しい」といった声も寄せられているという。
今年の目標は70万枚。コロナ禍で児童労働がさらに増加するリスクがあると国際労働機関も報告しており、社会的に弱い立場にありながら、ますます苦しい状況にある子どもたちを支援する。国内でも生活への影響が長引く中、家にいながら負担なく参加できる支援活動、協力した人には現地の少女からお礼のメッセージレターが後日届けられる。
昨年の郵便料金の値上げにより使用できなくなった旧価格のはがき・切手も対象になる。切手1円からでも参加でき、約400円が授業1回分に相当する。詳しくはこちら。