2020年12月21日 12:14

誠文堂新光社は、2021年1月12日、「増補改訂 最新 世界の犬種大図鑑」を発売する。
柴犬、ダックスフンド、プードルといった日本でお馴染みの犬種以外にも、世界中にはさまざまな犬種がいるが、その数は500種とも、1000種を超えるとも言われる。本書は、その中から、犬種として血統を守り、維持されている犬種430種を1冊にまとめて紹介した犬種図鑑だ。それぞれ犬種には牧羊犬や荷物の運搬、橇犬、猟犬など、作業や役目のため、作り出された歴史がある。また、その原産国や地域の地理や歴史、人々の暮らしに深くかかわってきたため、例えば近接する国やエリアで似通った犬種が残っていたり、逆に離れた国でも、同じような目的で、同じような犬種をつくりだしていたりと、その成立までの背景や歴史を掘り下げていくと興味深いつながりが見えてくる。
本書では、犬種について大きさや性質といったデータだけではなく、そういった歴史や背景についても詳しく紹介。また、犬などの図鑑にありがちな、白バックで犬の立ち姿だけを掲載するのではなく、作業中のその犬種特有の動きであったり、大きさなどがわかる写真をセレクト。より犬種について理解しやすいビジュアルと情報で構成した犬種図鑑となっている。今回の改訂では新たに10犬種を追加して、国内の犬種図鑑では最多の掲載種数となり、また既出の犬種についてもデータを最新の情報にアップデートした。
定価は8000円(税抜)。発売日は2021年1月12日。