2020年12月18日 17:24

花と緑に関する事業を展開する第一園芸は、2020年11月に130周年を迎えた帝国ホテル 東京のクリスマス装飾を担当した。クリスマスツリーは、高さ4mの生のモミの木の周りに、2mのモミの木を配置して1つの大きなツリーに仕上げた。縁起が良く華やかな赤とゴールドのオーナメントと、帝国ホテル開業130周年のロゴプレートが付いたオリジナルの巾着型オーナメントで飾り付けている。

昨年に引き続きツリーのデザインは、日本一のフローリストを決めるフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」で優勝経験もある、同社トップデザイナーの新井光史さんが担当した。

ロビー装花は、毎年恒例でSNSでも人気が高い、赤バラのプリザーブドフラワーを約1,000輪使用したドーム型装飾。バラの間から顔を出す赤いチュールでできた花は、ウェディングドレスを裁断後不要となった部分を再利用して制作しており、SDGsの達成にも貢献している。宴会ロビーは、雪のように白い枝を束ね、繁栄や恵みを想像させるゴールドのオーナメントや木の葉を舞い上がるように装飾し、冬の幸せを表現。木から零れ落ちた果実のようなグラスボールが、クリスマスの賑わいを演出する。

メインエントランスは、開業130周年のロゴをあしらったギフトボックス型のライトやリースで、メモリアルイヤーを盛り上げる。また、外構のツリー型のイルミネーションでは、帝国ホテルの取り組みに協力し、医療従事者への感謝の気持ちを込めて青い光を灯している。