2020年12月17日 12:48

サンデン・リテールシステムは、2021年1月末から、新型の冷凍自動販売機「ど冷(ひ)えもん」の販売を開始する。

2020年に入ってからテレワークなどの働き方が増えたことで冷凍食品の需要が高まっている。そのような状況の中、非対面・非接触でなおかつ24時間利用可能な冷凍自動販売機の需要は増すばかりだ。利用範囲も時短営業により閉店時間の繰り上げを余儀なくされている飲食店の閉店後の無人販売からマンションや住居施設内での販売まで多岐に亘ると予想される。

今回発売する冷凍自動販売機「ど冷えもん」は、さまざまな容器の形状に対応が可能なマルチストック方式を業界で初めて採用することで、販売商品の幅を広げることが可能となり、今までにない販売形式を実現する。具体的には、4種類の棚を自由に組み合わせることで、今まで自動販売機での販売が難しかった大型の冷凍食品を含め、大きさの異なる商品を販売することが可能。さらに液晶タッチパネルの搭載により、スマートフォン感覚で簡単に商品の選択操作が可能となっている。

また、拡張オプション機能が搭載可能なため、新たな販売の形が広がる。例えば、サンデンRSクラウドサービスのネットワークを通じて、遠隔監視および売り上げ状況や在庫確認ができ、効率的なオペレーションの実現が可能。さらに、電子マネーおよびQR決済などキャッシュレスに対応する。

サンデン・リテールシステム