2020年12月17日 09:59

ピースノート、ヴィガラクス、FOREMOSTは、12月16日、建築用コンテナ(10フィート)を活用し陰圧設備を内蔵した小型の移動型診療所「モバイルクリニックLITE」の販売を開始した。

「モバイルクリニックLITE」は、医療従事者の感染リスクを最小限まで減らすことを目的に設計された、移動型診療所。日本の建築基準法に合致した建築用コンテナに、感染症拡大防止の陰圧設備(米国疾病対策予防センター基準を大幅にクリア)を内蔵。台風などの悪天候にも耐えうる頑強さとモビリティ、医療用レベルでの感染症対策設備を併せ持つ、今までにない製品だ。使用する目的に合わせ、「発熱外来タイプ」と「PCR検査室タイプ」から選べる。

現在、日本各地の医療施設で採用が進む、20フィートの建築用コンテナを活用した「モバイルクリニック」と比べ、「モバイルクリニックLITE」は運搬・設置のしやすさ、コスト面で優れた製品だ。「モバイルクリニックLITE」は、設置面積が約7平米で、建築確認申請が不要となる場合がある。

本事業は4月1日にピースノート(企画・開発・販売)、ヴィガラクス(製品開発・販売)、FORMOST(コンテナ製造)の間で締結された「建築用コンテナを使用した移動型診療所に関する開発協定」に基づいて実施。各社の異なる強みを掛け合わせた開発体制を構築している。

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