2020年12月14日 13:34

日本品質保証機構(JQA)は、サービスロボットの安全性規格について、動画でわかりやすく紹介する「サービスロボット安全性規格の紹介」動画を公開した。

JQAは、1957年の設立から、一貫して日本のものづくりとサービス産業の発展を、検査や試験、検定や認証サービスで支えてきた日本の代表的な認証機関。

サービスロボットとは、主にサービス業で使われている「人の役に立つロボット」の総称。人が行う作業をロボットが代行・補助することで体力的な負担や手間の軽減、危機回避などが期待でき、作業効率アップにつながる。代表的なものに、人工知能で会話をして受付の役目を果たしたり、商品を運んだりする「接客用ロボット」、商業施設や病院施設などで清掃作業を行う「清掃用ロボット」、介護施設で介護者や被介護者の支援のために使われる「介護用ロボット」などがあり、私たちの身近なところで数多く活躍している。

特に新型コロナウイルス感染症拡大により大きく変化した私たちの生活様式においては、サービスロボットの存在価値がますます高まっている。人と共存して作業することが期待されているサービスロボットは、使用時における感電ややけど、誤作動による傷害などが起きないように、安全性についての配慮がより一層求められる。今回公開した動画では、サービスロボットの安全性に関する3つの規格、「ISO 13482」「JIS Y1001」「IEC 61508」について紹介。サービスロボットの製造事業者はもちろん、サービスロボットを導入予定の人や情報収集をしたい初心者の人にも参考にしてもらえる内容だ。

動画視聴はこちら