2020年12月11日 19:09

横浜市と東急、青葉台駅徒歩3分に位置する青葉台郵便局の空き区画を活用した地域交流拠点「(仮称)青葉台郵便局プロジェクト」を、2021年4月上旬に開業する。

横浜市と東急は、2012年4月に締結、2017年4月に更新した「次世代郊外まちづくりの推進に関する協定」に基づき、モデル地区を中心に、田園都市線沿線エリアの新しい働き方・暮らし方やコミュニティ形成の提案など、郊外住宅地の課題解決や新たな価値創造に取り組んでいる。田園都市線沿線の住宅地は、「働く場」の不足や少子高齢化、コミュニティの希薄化などさまざまな課題を抱えている。

本施設は、青葉台郵便局建物の2~3階をリノベーションするもの。2階エリアは、テレワークなどで利用できるワークラウンジや、交流の場となるブックラウンジ、イベントやセミナーでの利用が可能なワークショップスペースで構成する。ワークショップスペースでは、地域活性化に貢献するワークショップやイベントなどを開催することで、地域の交流拠点を目指す。3階エリアは横浜市による「郊外部における働く場の創出事業」の拠点として位置付けた企業や地域の事業者向けの小規模オフィスとして運営し、横浜市と連携して持続可能な郊外住宅地のオフィスビジネスの検証を行う。

本施設では、コワーキングスペースや小規模オフィスの設置により「働く」機能を導入し、「住む」、「働く・活動する」が融合した自由で豊かな新しいライフスタイルの実現を推進する。