2020年12月11日 18:46

リノべるは、20代~50代の東京、神奈川、埼玉、千葉の住宅所有者550名に対して、住まいの断熱および窓に対する意識や対策状況について調査を実施した。

コロナ感染予防対策の一環としてテレワークが推進されるなど、自宅で過ごす時間が長くなることで、住まいの快適さに関心が高まっている。一般の方が住まいの断熱に対してどのような意識を持っているか、特に窓の断熱に対してどのような対策を行っているのか調査した。

面積が大きいものが断熱をイメージするパーツと結びつく結果となった。ちなみに、冬に壁が流出させる熱の量は 19%、床は 9%というシミュレーション結果からもわかる通り、住まいの熱を大きく逃がしているパーツとは言えない。実際には、「窓」が最も熱を流出しているパーツ。冬に室内の熱の52%が「窓」から流出し、夏はなんと74%の熱が流入している。夏に窓際にいると暑いのは、直接日差しが当たるなど、大量の熱が入っているからということが、このシミュレーション結果でわかる。

「断熱」に興味があると回答した人に対して、窓の断熱対策の実施、不実施の理由を調査したところ、不実施の理由1位は「方法がわからなかった」(31.9%)、3位「効果がわからなかった」(19.5%)となり、51.4%の方が「わからない」ことがネックとなり実施に至らなかったことがわかった。費用や効果などを知った上で無実施と判断した「費用対効果がわるかったから」と回答した人は、21.6%に留まった。

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