2020年12月11日 17:50

CCCマーケティングとTポイントは、中高生から20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」に取り組んでいる。同プロジェクトでは、2020年11月20日(金)~12月6日(日)までの間、オンライン投票によって「選択的夫婦別姓制度の導入」を募ったところ、全国の14~29歳男女から8,892票の投票が寄せられた。

その結果、10~20代の男性では7割が選択的夫婦別姓制度の導入について「賛成」(73.4%)、10~20代の女性では9割が「賛成」(92.6%)、また性別を「その他」で選択された人では9割が「賛成」(93.5%)を選択した。

「賛成」に投票をした理由としては、「同じ立場なのに名前を変える必要性がない(男性・20歳)」「現状、女性ばかりが苗字を変えている。女性が名字を変えるものという風潮は大きく、法律で定めないことには変わらない(女性・20歳)」などが挙げられた。一方、「反対」に投票をした理由としては、「親子の証明や家族の絆には、やっぱり同姓がいい(男性・16歳)」「個人的には夫婦の姓は好きなようになればよいと思っているが、別姓夫婦の子どもは姓をどうするのかという大きな争点が発生するかも(その他・20歳)」などが挙げられた。

今後も両者は本プロジェクトを通じて、若者が社会課題に主体的に関わり、判断し実行する「グローバル・シチズンシップ」を育み、SDGsの目標4「すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成につながっていくことを目指す。