2020年12月09日 17:52

SCENTMATIC(セントマティック)は、同社が開発した世界で初めて日本酒の風味を言語化する、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を、12月9日にローンチした。
「KAORIUM for Sake」は、日本酒の風味を言葉とともに味わう新しい日本酒体験を提供するシステム。インターネット上の膨大な言語表現と、人々の香りの感じ方を学習した、香りを言語化するAIシステム「KAORIUM」に、日本酒の風味情報とユーザーの1万以上の感性データ、酒ソムリエ・赤星慶太さんの感性を融合させることで、日本酒ソムリエAIとして進化した。日本酒が持つ独特の風味と様々な言語表現のデータベースを結びつけることで、特徴を言葉として可視化。可視化された香りを目にする前と後では日本酒自体の味の感じ方に変化が生まれ、お酒の具体的なイメージが湧き、より自分好みのお酒を選びやすくなるような、これまでにない新しい飲食体験を提供する。
「KAORIUM for Sake」は、味や風味が複雑で初心者にはその違いが分かりにくいと言われる日本酒を、さらに分かりやすく楽しめる機会を創出。新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けている業界の1つである飲食業のサービスに付加価値を与えるとともに、全国の日本酒蔵の活性化に貢献する。また国内にとどまらず、世界における日本酒のプレゼンスを高め、グローバルでの市場拡大を図っていく。
12月11日には、「KAORIUM for Sake」初の導入店舗となる「BAY-ya(ベイヤ)」が横浜高島屋にオープンする。