2020年12月09日 14:52

トラストバンクは、12月8日、トラストバンクが提供する、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」にて、新型コロナウイルス禍の帰省自粛で苦しむ学生たちに支援物資を届ける「帰省困難学生支援プロジェクト」を開始した。

現在、帰省自粛している学生の中には、新型コロナウイルスの影響によるオンラインでの授業やサークルの自粛など友達との交流機会が減っているだけでなく、アルバイトなどの収入も減少しており、精神的なサポートに加えて、経済的な支援も必要としている。

「帰省困難学生支援プロジェクト」では、ふるさと納税を通じて、親元を離れて生活している学生に地元の特産品など温かい支援物資を送る。広域連携GCFの仕組みを活用し、帰省自粛中の学生を対象に支援物資を届ける事業を展開する自治体を1つの特設サイトでまとめて紹介し、各事業に関する情報を発信することで、より多くの支援を呼びかける。

今回のプロジェクトでは、寄付者は生まれ育った、または応援したい地域に寄付をすることで同じ出身地の学生を支援することができ、自治体は、地元を離れたその地域出身の学生に対して、特産品など地域の品々や支援者の温かい想いを届けることで学生が地元愛を深めるきっかけをつくる。さらに、寄付者と学生がふるさとに思いを馳せる機会や自治体との繋がりを持つことで再び地元に戻ってくるUターン人口の増加を目指す。

12月8日から山口県田布施町、鳥取県大山町の事業を開始し、今後、全国自治体に参加を呼びかける。

帰省困難学生支援プロジェクト