2020年12月09日 12:07

ONESTORYは、「食」分野の総合プロデューサーを育成する日本初の学校「FOOD CURATION ACADEMY」を開校する。
日常の中にある「食」は、私たちの身近なもの。あまりにも身近にありふれているため、これまで学問の対象として深く探求されなかった。ディシプリン(学問分野)を超えて、食の背景にある文化、歴史、地理、自然環境、経済、マーケティング、調理科学、栄養学、最新の情報など、様々な分野にまたがって、広く深く、かつ統合的に学ぶことで、初めて食を理解することになる。世の中が複雑で、細分化されている現代。最も必要とされているのは、職域・ジャンルを超えて、複数の領域を結びつけるプロデューサー的な役割だ。同社は、それを「フードキュレーター」という概念で捉えている。この概念を食に関わる様々なプレイヤーと共有し、深め合い、飲食業界を世界に誇る日本の文化産業へと高めていくためのフィールドとして、「FOOD CURATION ACADEMY」を開講する。
講座では、世界を舞台に最先端のクリエイションを実践するトップシェフや生産者、それにアカデミックな分野の専門家が登壇。テーマで議論を交わすオリジナルのセミナーで、毎回一つのテーマを立体的に深掘りをしていき、「フードキュレーション」思考を体系的に学んでいく。講座内容は、#1「フードキュレーションとは何か」、#2「ウェルネスフード/医食同源」、#3「地質と食」、#4「味覚と嗅覚」(全4回)。
受講費は1万2000円。公開日は12月7日~2021年3月31日。受講方法はストリーミング配信。