2020年12月08日 16:06

インフォマティクスは、2022年度から全国の高等学校で必修化される地理総合で利用できる地理教育向けWebGIS サービス「地史まっぷ」(じーしーまっぷ)をリリースしている。この度、製品名をGC Maps for Educationから、より親しみやすいよう「地史まっぷ」と改め、公式Webサイトをオープンした。
「地史まっぷ」は、インターネットに接続するだけで使用でき、インストール不要でパソコン、タブレット、スマートフォンで操作可能。生徒自身で地図の色分けや作図が簡単にでき、フィールドワークで現場の情報を作図して書き込んだり、フィルタ機能で、設定した条件の図形のみ表示することができる。
地図の重ね合わせも簡単で、背景には地理院タイルの地図を使用しており、シェープファイルやCSVファイルなど、GISデータを追加して重ねて表示することができる。作成した地図は、学校内、教育機関内、インターネット、いずれかを選択し公開することが可能であるため、発表会や学会での発表も簡単に行える。
地史まっぷは、実際の授業で利用しやすいようチュートリアルや操作マニュアルを充実させるなど、サポート体制も充実。また、導入している各校の事例や、授業で利用できる各種地理データの提供など、さらに充実したコンテンツを提供できるよう準備している。なお、現在、「地史まっぷ」のモニター校を募集中。モニターは、本サービスを無償で利用できる。詳しくはこちら。