2020年12月08日 12:59

TeaRoomは、東急ハンズと、国内初となる国産ウィスキー樽に長期熟成させたノンアルコールティー「ウィスキー紅茶」の販売に関する協業を開始する。
TeaRoomは2019年に茶葉の生産に参入。お茶の持つ香りを活かした「国産紅茶」の製造に取り組んでいる。「国産紅茶」は日本茶に由来した甘みが特徴。この甘みをベースとしたフレーバーティーを作れないかとこれまで試行錯誤を繰り返してきた。様々な可能性を模索する中で、国産ウィスキー生産に使用された樽と出会い、その実験から魅力的な香りを引き出すことに成功した。その後も実験を繰り返し、ウィスキー樽の中で紅茶を熟成させることで独特の香りを着香させたウィスキー紅茶を開発した。
今回協業を開始する両社の共通点は、お互いが持つ「クラフトマンシップ」。TeaRoomは、日本文化を手を掛け、育て継ないでいく立場で、東急ハンズはそれを応援、キュレーション・販売する立場において奮闘している。その中で、今回「NewsPicks」の運営するNewSchoolでの繋がりがきっかけとなり意気投合。東急ハンズの目指す次世代の顧客との関わり方と、新たな販売実験の一環として、協業へと至った。今後、日本各地に眠るクラフトマンシップの伝承や、新たな商品開発、文化継承に対して継続的な取り組みを行っていく。