2020年12月03日 15:04

福島市ふるさと納税は、福島市や市内医療検診機関(6施設)と連携し、コロナ禍で帰省を控える出身者による肉親や大切な人の健康への気遣いを受け止め、出身者からふるさと在住の肉親や大切な人向け「人間ドックプレゼント」返礼品の取扱いを開始した。
11月後半から感染再拡大局面へと転じた結果、直近の調査では、年末帰省をしないと回答した人が過半数を超えるなど、心配が尽きない状況が更に続くと思われる。一方、4月以降の感染急拡大により受診者が激減してしまった医療検診機関は決して少なくなく、市民生活にとても重要な医療検診機関への応援の必要性が高まっていた。
その様な状況を受け、夏季に発表した「お墓参り代行プラン」に続き、ふるさと納税返礼品を介して、コロナ禍で生じた困りごと解消に少しでも寄与すべく、本プランを用意。なお、広く参加を募ったところ、6機関から協力の申し出があった。
本プランは、あくまで受診権利の取得で、その有効期間を6カ月間としたため、コロナ感染が落ち着いた時期を見計らって予約することが出来、利用しやすいのが大きな特徴。故郷を離れた出身者による「親孝行」と、地域の「医療検診機関」、それぞれに対する応援を目的としたプランとなっている。寄附金額は41,000円~202,000円。詳しくは「ふるさとチョイス 福島市」紹介ページへ。