2020年12月02日 13:01

キュリオは、樹脂製では日本初の手で持つマスク「CCコーン」を後藤デザインオフィスと共同開発、提供開始した。

同社は、4月よりフェイスシールド、マウスシールドをCC(キュリオケア)ブランドで100万枚以上販売している。「新しい生活様式」が提言されて以来、様々な場面で常にコロナウイルス感染対策を念頭に置いた生活が求められ、政府や自治体は飲食時の「マスク会食」を推奨している。しかし、同社は会食する時にマスクを着けたり外したりするのは、「あまり現実的でないのでは」と考えた。マスクをあごにかけながら食事をするのも格好よくなく、衛生的にも好ましくない。そこで、会食中に会話をする時にだけ口元に当て、飛沫が散ることを防げるマスクの開発に乗り出した。飲食の時に相手とコミュニケーションを取りやすく、場所を取らずに置ける形を試行錯誤した結果、透明のコーン型に行きついた。

「CCコーン」は、コーン型をしているため持ちやすく透明なので口元は隠れない。職場の仲間や友人と会食をする際、口元に当てて話せば、場の雰囲気を壊さず、飛沫が散るのを防げる。マスクを着用している時より表情が見えているためコミュニケーションは取りやすく、控えめなおしゃべりでも声が聞きやすくなる。同社では、新型コロナウイルスの終息が見通せない中、多くの飲食店でこの「CCコーン」を使って会食を楽しんでもらい、新型コロナの感染拡大防止に役立ててもらえればと願っている。

価格は「10枚入り」800円、「100枚入り」5000円(すべて税別)。発売日は12月2日。

キュリオホームページ