2020年12月02日 10:48

クロスセンシング(xSENSING)は、フィールドスポーツチームのパフォーマンスを最大化するデータ分析サービス「xG-1(ジーワン)」の提供を開始した。
クロスセンシングは、スポーツ分野での新サービスを提供するため、アジア航測により設立されたベンチャー企業。アジア航測は、これまで社内ベンチャー制度を設置し、その第1号案件プロジェクトとしてセンシング技術を活用した生体情報リアルタイム計測デバイスを開発してきた。
今回、アジア航測が持つ空間計測・解析技術と、クロスセンシングが持つハードウェアおよびビックデータ分析技術が結びつき、チームや選手ごとの運動強度や怪我のリスク分析を可能にする「xG-1」が誕生した。チームや個人パフォーマンスの最大化におけるニーズに応え、スポーツビジネスシーンへ質の高いサービスをするとともに、スポーツ人口の増加やスポーツ市場の拡大を目指していく。
「xG-1」は、スポーツ現場で行われる主観的な判断の指導・評価する従来方法を、データに基づく新たな指導および提案へと変えることで、スポーツ現場をよりデータドリブンな世界へ変革させるサービスだ。測量技術であるリアルタイムキネマティック(RTK)測位を活用し、高精度データをリアルタイムに提供するとともにチーム全体の総合パフォーマンスを可視化。チーム全体や個人ごとのパフォーマンスをワンストップで管理し、選手の運動負荷を効率的に情報管理するとともに、拡張性の高いSDKやAPIサービスを通じてエンドユーザだけでなくデータビジネス活動をサポートする。