2020年11月30日 16:28

オリンパスは、高水準消毒をサポートする高い洗浄消毒性能に加え、使用ごとの消毒薬の濃度チェックや消耗品の交換が簡便になり、使い勝手の良くなった内視鏡洗浄消毒装置「OER-6」を、2020年12月1日(火)から国内で発売する。
医療現場では、より安全で効率的な機器の洗浄消毒(リプロセス)が求められている。同社は内視鏡トップメーカーとして、これまでも高水準消毒をサポートする高い洗浄消毒性能を持った、安心で安全な内視鏡洗浄消毒装置を提供してきた。今回発売する「内視鏡洗浄消毒装置OER-6」は、従来品の基本仕様や性能を踏襲しながら、煩雑な作業の低減やより安心な履歴管理機能の搭載など、ユーザビリティーの向上を図り、従来以上の快適な使用感を追求している。
主な特長は、水フィルターの交換・消毒薬の濃度チェックが簡便になったこと。洗浄消毒後の内視鏡に水道水の雑菌が付くのを防ぐため、装置の内部に「水フィルター」を設置して定期的に交換する必要がある。従来品は、専用の工具を用いてフィルターを取り外す必要があったが、「OER-6」では効率的なワンタッチ交換が可能になった。また、これまでは屈んだ姿勢で行っていた消毒薬の濃度チェックが立ったまま行えるようになり、煩雑な作業が不要になった。
さらに、消毒薬カセットボトルをワンステップで交換でき、作業の効率性が向上。ポータブルメモリーポートも搭載し、より安心・安全なリプロセスの履歴管理をサポートする。